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CLOSE発送代行に業務委託すべき会社とは？発送代行のメリット、注意点を解説
その他2024.10.02 []
発送代行に業務委託をすべきか、内製化すべきか悩む企業は多くあります。中には、リソース不足のために業務委託したいものの、コスト面がネックになっているといった事例も少なくありません。また、セキュリティ対策への不安から委託に踏み切れない企業もあります。
本記事では、発送代行に業務委託すべき会社の特徴を紹介します。代行サービスを利用する際のメリットや注意点、おすすめの代行会社なども解説しますので、ぜひ参考にしてください。
発送代行とは |
発送代行とは、郵送物の発送を代わりに行ってくれるサービスです。商品の発送だけでなく、関連する業務も一括して依頼できます。例えば、ECサイトを運営している場合であれば、受注管理や発送業務の代行などを依頼するのが可能です。
また、物販ビジネス以外の会社であっても発送代行を利用している企業は多くあります。例えばキャンペーン施策における景品発送や、サービスパンフレットの発送、ダイレクトメールの発送などです。商品などを顧客に発送する必要があるさまざまなビジネスにおいて利用されています。
業務委託できる業務
発送代行に業務委託できるのは、顧客リスト管理や検品など多岐にわたります。具体的には以下の通りです。
●商品の発送
●伝票の貼り付け
●商品の梱包および検品
●発送物の仕分け
●顧客リストの管理
発送物の管理だけでなく顧客リストの管理などまで依頼できるので、発送業務のほとんどを任せることができます。ただし、依頼できる業務の範囲は代行会社によって異なるので、事前の確認が必要です。
なお業務委託には「請負契約」と「委任契約」があります。請負契約は成果物の納品に対して、委任契約は依頼業務の遂行に対して報酬が支払われる契約です。請負契約は業務完了や成果物納品が必須ですが、委任契約の場合は業務を遂行すれば報酬の支払い義務が生じます。
発送代行に業務委託するメリット |
発送代行に業務委託するメリットは、コストを削減しつつサービス品質を向上させられることです。生産性を向上させられるのもメリットといえます。以下では、発送代行に業務委託するメリットを3つ紹介します。
コストの削減
発送代行を利用すれば、業務にかかるコストが削減できます。自社で発送業務を行う場合、まず発送物を保管するスペースを確保しなくてはなりません。また、受発注管理システムを導入したり、業務を担当する社員を教育したりと設備費や人件費もかかります。
発送代行に業務委託すれば、自社で作業場を確保したりスタッフを雇ったりする必要がありません。システムも発送代行会社側のものを利用できるので、設備費や人件費などを大幅に削減できます。もちろん依頼料はかかりますが、トータルでは今までよりコストを削減できるケースがほとんどです。
ミスの減少
発送代行は発送業務のプロ集団なので、ミスを減らしてサービス品質を向上できます。発送業務では、内容物や発送先などを間違えるミスが少なくありません。また検品不足で不良品を発送したり、個数を間違えたりするミスもあります。こうしたミスにより、顧客からの信頼度が落ちるのはもちろん、返送時の送料や業務コストなど無駄な費用がかかるため極力減らさねばなりません。
発送代行では、さまざまなミス防止対策がとられています。発送業務に関するノウハウが豊富だからこそ、ミスを減らして高品質なサービスを提供してくれるのです。
生産性向上
リソース不足を解消して、業務効率や生産性を向上できるのも発送代行を利用するメリットです。発送業務では、検品・梱包・顧客リスト管理・伝票出力などさまざまな業務が発生します。リソース不足の会社だと、発送業務にかなりのリソースを割かねばならず、プロモーションやマーケティングリサーチなどの業務に集中できなくなるケースも少なくありません。
発送代行を利用すれば、郵送物の発送に関する業務すべてを依頼できるので、リソース不足を解消できます。利益に直結するコア業務に集中できるようになり、生産性や利益の向上が期待できます。
発送代行に業務委託するときの注意点 |
発送代行に業務委託する際には、セキュリティ対策が徹底されているか、また業務範囲や対応力はどうかをしっかりと確認してください。以下のポイントを確認したうえで、委託先を選びましょう。
セキュリティ
情報セキュリティに対する姿勢や、漏えい防止措置などは必ず確認しましょう。発送代行を利用する際は、受発注情報や顧客リストなどを代行会社に預けます。企業にとって重要な情報を預けるからこそ、セキュリティ対策を徹底しているかが非常に重要です。
例えば、プライバシーマークやISO27001などを取得している代行会社は、セキュリティ対策を徹底していると分かります。また、個人情報を管理する専用室を設けていたり、監視カメラや入退館管理システムを導入していたりする代行会社だと、情報漏えいや紛失が起きにくく安心です。
業務範囲
代行会社によって、どういった業務に対応しているかは異なります。発送業務に関する作業をひと通り依頼したい場合は、対応している業務範囲の広さも確認してください。具体的には、発送以外に顧客リスト管理から検品・梱包などまで対応している会社だと、発送業務をまとめて依頼できます。
また、顧客リストが紙になっている場合は、スキャン・文字データ化・データクリーニングなどにも対応している会社がおすすめです。紙の顧客リストだと、情報の検索や整理がしにくく業務効率が落ちてしまいます。データ化やクリーニングまで対応可能な代行会社であれば、旧住所の修正や重複内容の削除などを行ったうえで、伝票出力などにデータを活用できるようになります。
対応力
細かい指定に対応できるかも、代行会社を選ぶうえでのポイントです。送り先によって内容物を変えたり、DMに景品をつけたりといった細かい指示にも対応できる会社だと、資料送付やキャンペーン関連の発送代行で重宝します。
また、小ロット〜大量依頼まで幅広く対応できるかも重要です。会社によって「〇ロット以上から対応」「〜〇通まで」など、対応個数の上限・下限が定められています。依頼が極端に少なかったり多かったりする場合は、対応個数についての確認も必要です。その他、対応エリアや納期などに関しても柔軟に対応してくれる代行会社だと、必要なタイミングで依頼しやすくおすすめです。
発送代行に業務委託したほうがよい会社とは？ |
発送代行に業務委託したほうがよい会社としては、リソースや発送コストなどの面で悩んでいる会社があげられます。具体的には、以下のような点に悩んでいる企業には発送代行サービスがおすすめです。
●運送物の量がとても多い
●発送コスト（送料、倉庫料など）が高い
●保管場所の確保が難しくなっている
●発送業務に時間が取られてコア業務に集中できない
●リソース不足で発送遅延が起きている
●人材採用にかける資金や時間がない
代行会社によっては、倉庫の貸し出しを行っているケースもあります。資金や人材面だけでなく、設備や保管場所などでお困りの場合もおすすめです。
業務委託できる発送代行会社6選 |
業務委託できる発送代行会社は数多くあるので、それぞれの特徴を知ったうえで、委託先を選びましょう。以下では、おすすめの発送代行会社を6社紹介するので、委託先選びの参考にしてください。
データセレクト
弊社データセレクトの発送代行サービスは、対応力の高さと業務範囲の幅広さが強みです。常時70名のスタッフで作業にあたっており、100部以下から100パレット以上まで幅広く対応いたします。内職・組み立て・梱包・検品・仕分けなどさまざまな業務に対応しますので、発想はもちろん、関連した業務を依頼したい方もぜひお気軽にご相談ください。
セキュリティ対策として、ISO27001やプライバシーマークを取得しており、基準を満たした環境を整えております。監視カメラ・私物用ロッカー・入退館管理システムなどを導入するとともに、社員教育も徹底しておりますので、セキュリティ関連で不安を感じる方にも自信を持っておすすめできるサービスです。
なお、弊社では紙書類のデータ化やデータクリーニングなどにも対応しております。紙の顧客リストのスキャン・文字データ化などが必要な場合には、併せてご依頼ください。
データセレクトの発送代行サービスをもっと詳しく見る
はぴロジ
はぴロジは、物流に関わるマッチングサービスや管理システム提供などを行っています。サービスのひとつに物流倉庫マッチングがあり、全国のはぴロジ提携倉庫から、自社が利用しやすい倉庫を検索することが可能です。また物流管理システムlogiecでは、受発注・在庫・出荷などさまざまな情報を管理できます。ワンストップではなく、特定の領域のみ（管理システム、倉庫貸し出し等）をサポートしてほしい企業におすすめです。
トーコン
トーコンは、物流業として50年以上の歴史とノウハウがある企業です。庫内作業の人材派遣や輸出代行サービスなどを提供しています。人材派遣サービスでは、ただ業務を代行するだけでなく、倉庫内の環境整備による業務効率改善も行っているのが特徴です。輸出代行サービスでは、オプションで通関手続きや海外輸送なども依頼できます。倉庫内の業務効率を改善したい、海外向けに小売ビジネスをしていきたいと考えている企業におすすめのサービスです。
カネコ
カネコは、倉庫提供・流通加工・品質管理などのサービスを提供している会社です。倉庫は常温のほか20℃定温倉庫もあるため、健康食品や化粧品などの保管にも適しています。物流加工ではカレンダー巻き・シール貼り・梱包・検品などに対応しているので、内職作業が必要な場合にもおすすめできます。温度管理の必要な商品を扱っていて、かつ商品の梱包や箱の加工などが必要な場合には、こちらのサービスを利用してみてはいかがでしょうか。
オープンロジ
オープンロジは、倉庫管理や発送代行はもちろん、物流に関するサポートまで行っているのが特徴です。発送代行においては、常温から冷凍まで対応した倉庫と、幅広い加工対応など、事業に最適な代行サービスを提供できる体制が整っています。サービスはシステムで自動化されているので、入出庫指示がオンライン上で完結するのも魅力です。
コネクトロジ
株式会社いつもが提供する「コネクトロジ」は、EC物流の支援に特化したサービスです。受注管理や発送品の加工、カスタマーサービス、在庫管理など幅広い業務に対応しています。差別化やファン作りに向けたブランディング設計・ソリューション提案なども可能です。発送代行業務だけでなく、ビジネスに関して物流の観点からサポートしてほしいと考えている企業におすすめできます。
まとめ |
発送物が多い企業や、リソース不足に悩んでいる会社などは発送代行に業務委託するのがおすすめです。業務委託をすれば、リソース不足が解消でき、さらに保管場所の確保や物流システムの構築などの悩みも解決します。
発送代行への業務委託を検討している方は、ぜひ弊社データセレクトにご相談ください。少量から大量依頼まで幅広く対応でき、加工や検品、顧客リスト管理などにも対応いたします。複雑な依頼にも柔軟に対応しますので、お気軽にお問い合わせください。
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